夕涼みするシロとクル

ハンター・チビ

我が家のメス猫、チビちゃんが、小さなネズミを捕まえて、
見せびらかそうと自慢げに、ベランダから部屋に入ろうとした。
チビちゃんは名ハンター、蝉、ヤモリ、カナブン、小鳥なんでも捕まえてくる。
「おい、チビ、ネズミ君かわいそうだから、放してあげな・・！」

外出許可

手術後の抜糸も終り、晴れて外出許可がおりたクルちゃん。
まったくよ～、ひで～目にあった、オイラ！

ミーちゃんとの再会

今年もまたミーちゃんと再会出来た。
毎年、庭の草取りの依頼があるお宅のお隣に、小さくて可愛いメス猫のミーちゃんがいる。
なんでも隣の奥さんが犬と散歩をしていたらついて来て、ちゃっかり居ついてしまった、賢く可愛いノラなのだ。

「おじさん久しぶり！元気だった・・？」
「あのね～、ミーちゃん。トラちゃんが3月に、不慮の事故で、突然死んじゃったんだ～。」
「えっ、あのトラちゃんが・・。一度お会いしたかったのに・・。」
「病院の手術室のドアーが閉まるその時、
いままでグッタリしていたトラちゃんが、顔を上げおじさんの顔を見ながら、ニャーと鳴いたんだ・・。」
「いまでも、たまにその時のこと、思い出すんだ～。」
「かなしいね～。」

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エリザベス・クル

またもやクルちゃん、エリザベス・クルに。
去勢手術とついでに、右後ろ足の欠損部分の、骨を削り皮膚を縫い合わせる手術を受ける。

「いやな思いさせたけど、これもクルちゃんのため・・。
家が嫌いになるんじゃないよ・・。」

クルちゃん大脱走

我が家のオス猫クルちゃんが、ひと月ほど前、家を出て1週間ほど帰ってこなかった。
クルちゃんはいま、発情期。

近所の犬猫病院のお医者さんに相談して、去勢手術を受ける事になった。

が、しかし、ちょうど手術の前日、
ちょっと目をはなした隙に、クルちゃん2Fのガラス窓を、信じられないほどの力で、こじ開け大脱走！
それから13日。出て行ったきり。

庭で産まれた半野良猫で、後ろ足が欠損している。
深夜、かすかにクルちゃんらしき、メス猫を呼ぶ声。梅雨空の下、飯も食べずにどうしてんだろ・・？
「まったく、しょうがね～。」と猫探し探偵に依頼した。

さすがプロ。半日で捕獲器にクルちゃん囚われの身。
まー、どいつも、オスってのはどうしようもないね・・。



首から「猫さがし中」のカードとクルちゃんの写真

エリザベス・クル

オス猫クルが外で喧嘩をしてきて、耳の脇を大けが。
かかり付けの動物病院で手術。傷口を引っ掻かないように、通称「エリザベス」を付けられた。
たぶんガールフレンドの取り合いで喧嘩をしたのだろう。まったくオス猫はしょうがね～。

「エリザベス」とは「エリザベスカラー」と言って、イギリスのエリザベス朝時代に、
衣服に用いられた襟に似ていることに由来するらしい。てなわけで、エリザベス・クル。

ありし日のトラちゃん

トラが天に召されて2週間が過ぎた。3月14日荼毘にふす前に、トラが大好きだった庭を見せてあげた。
今、庭では紅梅が満開。トラにもう少し春の盛りの庭で、遊ばせてあげたかった。

さよならトラちゃん

大らかで、ものに動じず、わがままで、やんちゃで、愛嬌があり、喧嘩もめっぽう強かった、オス猫「トラちゃん」。
そのトラちゃんが、突然天に召された。夕方元気に散歩に出ていったが、夜中にやっと歩ける状態で帰ってきた。
朝一番で近所の動物病院に。くわしい検査の結果、膀胱が損傷し、尿道も切れている怖れ。
獣医さんに、「生還率は20~30%です。安楽死の選択もあります・・。」と言われたが、
一縷の望みに賭け手術を選ぶ。1時関半に及ぶ大手術にトラちゃんは頑張ったが、天に召されてしまった。

世のすべては無常であり、いつかは別れの時がくると、分かってはいるが、
余りにも悲しく、余りにも切ない。
トラちゃんの大好きだった、庭の梅も散りだした・・。

11年に及ぶトラちゃんとの生活楽しかったよ！　トラちゃん、ありがとう、さようなら！

幼き頃のトラちゃん

家の居間のテーブルの下で産まれたオスのトラちゃん。
今では11歳の高齢期。お互い年とったな～、トラちゃん・・。