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アフガニスタンの遠い春 [雑記]

NHK BS1 ドキュメンタリー「アフガニスタンの遠い春」。
日本人はすっかり忘れて
しまっているアフガニスタン。

そのアフガニスタンで今なお戦火の中で戦う、ある陸軍中隊への密着ドキュメンタリー。
中隊長は語る。「軍隊に入り8年が過ぎた。命も顧みず戦いに明け暮れた。
いま、婚約者が出来て家庭を持つことになった。何としてでも生き延びたい。
もう軍隊をやめたいが、仲間のこと祖国のことを思うと・・。」

第二次大戦後、強大な覇権国家アメリカは
独善的なアメリカンデモクラシー、アメリカンリバティーという正義を振りかざし、
トンキン湾事件を契機にベトナムに介入し、9.11を契機にアフガニスタンに侵攻し、
大量破壊兵器があると言ってイラクに攻め入り、ジャスミン革命、アラブの春を経て、
中東アラブイスラム諸国に、益々混迷の度合いをもたらしている。

サミュエル・ハンティントンの「文明の衝突」の考察通り、アメリカの一極支配は崩れつつあり、
世界はマルチポーラー(多極化)の時代に入った。

アメリカは独善的、小児病な正義を振りかざしそれを押しつけるのではなく、
それぞれの地域の自尊、自立を尊重し、多様な文化、伝統、慣習を理解すべきである。
「世界を人々の血で染めるな!世界をアメリカ色に染めるな!」

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